たねやつの木

Photographs, Keyboards and Programming

安物のクローズアップフィルタを試してみる。(K&F Concept クローズアップフィルタNo.1, 2, 4, 10)

(一番大事(?)な動画を張るのを忘れてました...笑)

購入に至った動機

私自身、一眼での写真撮影には大学入学時からはまっていまして(大学生あるある)、割とレンズとかは買い揃えているんですが、、、

マクロ撮影ができる焦点距離の短いレンズは持っていないんですよね。

望遠レンズのテレ側でなんちゃってマクロみたいにしてごまかしてはいたんですが、クローズアップフィルタというものが存在していることを知り、購入してみました。

手に入れたのは、K&F Concept® マクロフィルタークローズアップレンズ 77mm No.1, 2, 4, 10

半年ぐらい前に、Amazonで3500円ほどで購入。

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMに装着して使いように77mmの物を選択。

レンズ用品はレンズ径が大きくなるほど値段も比例して高くなるのですが、K&F Conceptの製品はあまり変化がないのがいいところ。

ケンコーとかのしっかりしたメーカーからも製品はあるのですが、廉価なセット製品を選んだ理由は、

  • 単純に高い。フィルター1枚で2000円ほど。
  • 初めてクローズアップフィルタを買うので、どのナンバーを購入したらいいか分からない。
  • 自分に必要なナンバーを見つけてから、ちゃんとした製品を買う。
  • 収納ケース付き。

といった感じです。

撮影機材

  • Canon EOS 7D markII
  • SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
    • F1.8
    • ISO 100
  • 下の比較画像は、動画で撮影したものをクリップしたもの。

実際に撮ったものを比較

フィルターなし

no filter

フィルターなしで撮影したもの。ピントの位置は最短にしてある。

ちなみにライトはLEDシーリングライトのみ。

No.1

filtered_no1

No.1のフィルターを装着。カメラ位置は固定して、被写体を前に持ってきている。

F1.8でまだ見れるレベルでは解像している。

No.2

filtered_no2

No.2のフィルターを装着。フィルターなしと比べてだいぶ近づいた。

このくらいのフィルターが一番使いやすく、画像もぼやけないのでいいのかも。

No.4

filtered_no4

No.4を装着。

F1.8で撮っているせいもあってか、一番ピントが合っているはずの場所もぼやけ始めている。

ここまで来ると解放付近のF値で撮るのは難しくなってくるのである程度絞る必要がある。

今回の撮影ではそこまで気が回っていなかった...

No.10

filtered_no10

No.10を装着。もはや机とカメラの距離ではピントが合わなくなってきたので、被写体を手に持ってレンズに近づける。

見ての通り普通に接写するには使い物にならないほどぼやけている。

最初はレンズが曇っているのかなと思ったがそんなことはない(笑)

以下の写真はF7.1で撮影したもの。 filtered_no10_f71

filtered_no10_f71_3

しっかりと解像して使い物になるようになった!

どうやら、クローズアップフィルターを使用する際はF値をしっかりと絞るべきらしい。

感想

フィルターNo.1, 2はF値を解放付近で撮影しても十分使える画質で撮ることができるが、No.4では若干ぼやける。

No.10では使い物にならないレベルの画質になってしまうが、F値を十分に絞る(今回はF7.1)ことによって十分な画質を確保できる。

買ったきりほぼ使っていなかったが、今回の使用でなかなか使えることが判明。次は外出先での撮影(花とか)に使ってみようと思う。

画質には関係ないのだが、若干フィルターのネジの溝が甘いせいかはめた後に若干かたつくものがある。 No.2のみで廉価な商品なので個体差の問題なのかもしれない。動画を撮るときに激しく動かすと内蔵マイクの場合音が入る。

以上、ざっくりとした比較でした。フィルター径も豊富にそろっているので接写ライフを始めたい方にいかがでしょうか。