概要
自宅のPCが複数あり、それぞれにAtomが導入されているので、単案つかんでのパッケージの導入や設定を均一にしたいため検討。 ちょこっと調べてみると、sync-settingsというもので実現できそうなので、その手順などを紹介。
手順
GitHubのアカウントを取得
まずは同期情報を保管しておくためのアカウントを作成。すでにGitHubのアカウントを持っている方はそれを利用。私はGitLabのアカウントしか持っていないので作成。
Join GitHub
プランは無料でいいと思います。ソースを公開するわけでもないので。私がgitLabを使う次第の理由はココですね(笑)。特に公開して困る内容をでもないのですが、ソースコードを公開するのはちょっとまだ気が引ける...
登録できたら、メールが送られてくるので認証を進める。
sync-settingのパッケージを導入
Atomより、File > Settings > Installより、sync-settingsを検索。 複数存在しているわけではないが、atom-communityが投稿しているものが正解。
インストールが完了するとポップアップが表示されると思うので、そこからでも設定変更可能。
GitHubでNew Personal Access Tokenを取得、設定
以下のリンクからアクセストークンを取得。
New Personal access token
Token Descriptionの部分は何でもいいですが、sync-settingsだとわかるようにする。
★Select scopesの部分は、gistにチェックを入れる!
作成したトークンキーは再表示することはできないので忘れずにコピー、どこかにペーストしておくこと。
Gistを作成
以下のリンクより、Gistを作成。 Gist作成
設定に戻って、discriptionの部分は何でもOKです。 Filename including extensionの部分は必ずpackages.jsonにする必要があります。
その下の 1 とある部分にコードを書いていくのがGistの使い方らしいのですが、今回は何でもいいので文字列をとりあえず入力します。そうしないとGistを作成できません。内容は初回の同期時に上書きされるので何でも構いません。
Create secret / public gistどちらでも大丈夫なので、とりあえずsecretの方を選択して作成。
その後に遷移するページの**URLのユーザー名以下をコピー。 例) https://gist.github.com/taneyats/***** の*****部分。 その*****の部分を、Atomのsync-settingsの設定のGist Idにペースト。 以上で基本的な設定は完了。
同期
packages > Synchronize Settings > Backupをクリックして現在の設定をGistにアップロードします。完了すると緑のポップアップが出てくると思います。 あるいは、packages > Synchronize Settings > View Backupをクリックして先ほどのGistのページから確認することができます。
あとは、Atom上での設定の部分(インストール、アクセストークン、Gist IDの設定のみ)を同期したいPCの方でも行い、packages > Synchronize Settings > Restoreを実行。
気になった点
初回同期時に、両者のAtomのバージョンが大幅に違う場合などに、パッケージをインストールできないことがありますので、両者最新バージョンにするか、バージョンを合わせるようにしてください。
最後に
以上、Atomで端末間で設定とパッケージなどを同期する方法でした。これでいちいち.atomディレクトリをコピーしなくて済む... なんてアナログなやり方だったんだ(笑)
いったん設定すると起動するたびにRestoreを行うようなので、設定を変更するたびにBackupを実行するだけで楽ちんですね!