こんにちは、たねやつです。
Obsidianでのメモ書きやブログ執筆、もっと効率的に進めたいですよね。最近はAIアシスタントが非常に優秀ですが、「自分のメモや書きかけの文章を外部のAIサーバーに送るのは、セキュリティ的にちょっと不安…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな悩みを解決する、LM StudioとObsidianを連携させて、手元のPC内で完結する完全プライベートなAI執筆環境を構築する方法をご紹介します!
API利用料もかからず、情報漏洩の心配もない、自分だけのAIアシスタントを手に入れましょう!
- この記事でできること
- 事前に必要なもの
- 手順1: LM StudioでローカルAPIサーバーを起動する
- 手順2: Obsidianに「Copilot」プラグインをインストールする
- 手順3: Copilotプラグインを設定する
- 実際に使ってみよう!
- 最後に
- 次の記事
この記事でできること
- Obsidian上でローカルLLM(大規模言語モデル)を動かす具体的な手順がわかる。
- プライバシーを完全に保護しながらAIの支援を受ける環境が作れる。
- メモの要約、ブレインストーミング、文章の校正などをObsidian内で完結できるようになる。
事前に必要なもの
本題に入る前に、以下のツールを準備してください。
LM Studioのインストール
手元のPCでLLMを簡単に動かすためのツールです。まだの方は、以下の記事を参考にセットアップを済ませておいてください。
Obsidianのインストール
言わずと知れた高機能マークダウンエディタです。
Obsidianのコミュニティプラグイン「Copilot」
Obsidianと各種AIモデルを連携させるためのプラグインです。今回はこれを使います。
手順1: LM StudioでローカルAPIサーバーを起動する
まずは、Obsidianからのリクエストを受け付けるためのサーバーをLM Studioで起動します。
- LM Studioを起動し、使用したいAIモデルをロードします。(今回は例として
Qwenを使ってみます) - 左側のメニューからサーバーアイコン(
>のようなマーク)をクリックし、Local Serverタブを開きます。 Start Serverボタンをクリックして、APIサーバーを起動します。

サーバーが正常に起動すると、ログが表示され、リクエストを待ち受け中の状態になります。このとき表示されているhttp://localhost:1234/v1というURLが、後ほどObsidianに設定するAPIエンドポイントになります。
この画面は閉じずに、そのままにしておいてください。
手順2: Obsidianに「Copilot」プラグインをインストールする
次に、Obsidian側でAI連携の準備をします。
- Obsidianを開き、
設定(歯車アイコン) >コミュニティプラグインに移動します。 コミュニティプラグインを閲覧ボタンを押し、Copilotと検索します。Copilotをインストールし、インストール後に有効化します。

これでプラグインの準備は完了です。
手順3: Copilotプラグインを設定する
最後に、CopilotプラグインがLM Studioのローカルサーバーと通信できるように設定します。
設定>コミュニティプラグイン>Copilotのオプション(歯車アイコン)を開きます。Modelタブを開いて、下のほうのAdd Custom Modelを選択してLM Studioで有効化しているモデルを追加する画面を表示します。Model Nameにモデル名を入力します。LM Studioの画面でqwen/qwen3-4b-thinking-2507と表示されている場合はスラッシュ前を除いてqwen3-4b-thinking-2507とします。- プロバイダーに
LM Studioを選択します。 - 推論可能なモデルの場合はReasoningにチェックを入れます。
API Keyは不要なので、空欄のままでOKです。Verifyを押すと通信テストが行われますので問題なければ完了です。

設定は以上です!これでObsidianとローカルAIが繋がりました。
実際に使ってみよう!
設定が完了したら、早速使ってみましょう。
使い方はとても簡単です。画面左のチャットのようなボタンを押すとチャット画面が起動します。ここからはほかのAIサービスと同じような感じで使用することができます。

チャット欄で[[を入力することによって処理対象の文章を追加することができます。対象を指定したうえで「要約して」などとすれば簡単にファイル内部の文章を処理することができますね!

また、文章を選択して右クリックすることで英語のままですが簡単な要約や短縮などの処理を行うこともできます。
最後に
今回は、ObsidianとLM Studioを連携させて、プライベートなAI執筆環境を構築する方法をご紹介しました。
クラウドのAIサービスと比較すると、PCのスペックによっては処理に少し時間がかかる場合もありますが、情報漏洩のリスクがゼロであること、そしてAPI利用料が無料であることのメリットは計り知れません。
これで、日々のメモ書きからブログの下書きまで、AIの力を借りて、より安全かつ効率的に進めることができるようになります。ぜひ、あなただけの「AIアシスタント」を育ててみてください!
次の記事
次回は実際にどのようにCopilotを活用するのかについてです!
もしくはほかの連載でモデルの設定方法などを解説しています。
8b程度のパラメーターのモデルについていろいろと試してみている記事はこちらです。

