こんばんは、たねやつです。
新たなRaspberry Piがやってまいりました。
現在既に2台(2B, 3B)がお家の中で稼働していて非常に快適なスマートホームの構築に役立ってくれているわけですが、
さらに水槽周りも改善できるのではないかという考えから買ってみました。 特にこういったことをするという具体的な構想はないですが、
- サーボモータとか使用した自動給餌
- 水温の取得
- CO2ディフューザー、エアレーションの制御
あたりはちょっと調べればできそうな感じですね!
これがRaspberry Pi Zero W。日本橋で既にGPIOピンがはんだ付けされている物を購入。2300円ぐらい。ネットで買うとたけえ。2300円でも元値を考えると十分高いですが、、、 一緒にHDMIの変換コネクタを買ったのですがまさかの違う大きさのものを購入orz
Zeroはmini HDMI端子を持っているのですが、買ったのはmicro HDMI端子の変換コネクタでした(笑)
画面表示が出来なければ初期設定も出来ない。そしてZeroには有線LANの端子が無い! ということで完全に積んだ。。。と思っていましたが,,,
「他のRaspiで初期設定、SSH接続を受けられるようにしたSDカードをZeroに挿せば良いのでは?」 と世紀の大発見!!
結果としてうまく行きました!(まあ当然なのかもしれないですが...)
久しぶりにセットアップしたので、インターネットへの接続までのメモを残しておきます。
初期設定
IPアドレスの固定
以下のファイルに追記。vimは標準ではインストールされていないのでvi
かnano
で編集する必要アリ。
$ sudo nano /etc/dhcpcd.conf
interface wlan0 static ip_address=192.168.xxx.xxx/24 static routers=192.168.xxx.xxx static domain_name_servers=8.8.8.8
項目 | 値 | 説明 |
---|---|---|
interface | wlan0(無線の場合) | 有線の場合はeth0を設定 |
ip_address | [固定したいIPアドレス]/24 | 他の機器のIPアドレスとかぶらないように... |
routers | [無線LANルータのIPアドレス] | |
domain_name_servers | 8.8.8.8 | DNSの設定。特にこだわりがなければroutersに設定した値と同じでもOK |
コレでIPアドレスは固定できる。
無線LANルータに接続するための設定
以下のファイルに追記。
$ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
network={ ssid="[無線LANルータのSSID]" psk="[パスワード(平文可)]" }
psk
の部分にはそのままの文字列でパスワードを設定できる。
もしくはwpa_passphrase [SSID] [パスワード]
で出力される暗号化されたパスフレーズを使用する。
wpa_passphrase hoge hogehogehoge
network={ ssid="hoge" #psk="hogehogehoge" psk=6b0193e56580f2b655747dc3c19d69b7311e8d52f2a8447561b575f83b93b040 }
なんなら
sudo wpa_passphrase hoge hogehogehoge >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
でワンラインにしてしまおう。
再起動
raspiを再起動させる。
もしくはsudo /etc/init.d/dhcpd restart
で設定を反映させる。
後はping
とかcurl
で外部に繋げられるか確認。
SSHの有効
sudo raspi-config
でInterfacing Options > SSH > Yes
で有効化。
ついでに
Network
内でホスト名の変更Advanced
内でパーティション拡張Localisation
内でロケール・タイムゾーン・キーマップの設定 (デフォルトのキーマップは英国式なのでなんか変)
を設定。以上で完了。
うちの子たち
仲良し三兄弟(鍵認証し合っているという意味で)。カメラ用に使っていたエラー頻発のSDカードなのでセグフォ連発にならないか心配。 バックアップは怠らないように。