たねやつの木

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なぜかバズった!? LM Studio記事のアクセス急増から学ぶブログ戦略

こんにちは、たねやつです。

先日、自分のブログで少し不思議な現象が起きました。というのも、そこまで力を入れて書いたわけではなかった特定の記事へのアクセスが、ある日を境に急増したのです。

今回はその経緯と要因を分析し、今後のブログ運営に活かせる学びをまとめてみたいと思います。

この記事でできること

  • ブログ記事が予期せず拡散した事例を知ることができる
  • アクセスを伸ばすためのタイトルやトピック選定のヒントが得られる
  • 今後のコンテンツ戦略を考える上での参考になる

何が起きたのか?

事の発端は、スマートニュースに私のブログの記事が掲載されたことでした。

この記事です。LM Studioという、ローカルPCで大規模言語モデル(LLM)を動かすためのツールに関する連載記事の一つ(サーバー編)です。

正直なところ、この記事は連載の途中ということもあり、単体で読まれることをそこまで意識して書いていたわけではありませんでした。それにもかかわらず、スマートニュースからの流入が増え始め、それに伴ってGoogle検索経由でのアクセスも増加するという、嬉しい相乗効果が生まれました。

なぜ、この記事が多くの人の目に留まったのでしょうか?

なぜこの記事がバズったのか?要因分析

自分なりに、今回アクセスが急増した要因を考えてみました。

1. 読者の興味を引くタイトル

一番の要因は、やはりタイトルだったのではないかと考えています。

【サーバー編】LM Studioで手元のPCをAIサーバーに!ローカルAPI活用術

このタイトルには、以下のような読者の興味を引くキーワードが詰まっています。

  • 「手元のPCをAIサーバーに!」: 多くの人が持っているであろう「自分のPC」が、「AIサーバー」という専門的で高性能なものに変わる、という夢のあるフレーズ。自分事として捉えやすいのがポイントです。
  • 「ローカルAPI活用術」: ただサーバーにするだけでなく、その先にある「APIを使って何かを作る」という具体的な活用イメージを提示できている点。

これらのキーワードが、技術に興味のある読者の「自分もやってみたい!」という気持ちを強く刺激したのではないかと推測しています。

2. トピックの時事性

「ローカルLLM」や「自宅でAI環境を構築する」といったトピックは、昨今のAIブームの中でも特に注目度が高い分野です。

  • コストを抑えたい: クラウドのAIサービスは便利ですが、利用料が気になる人も多いはずです。
  • プライバシー: 自分のPC上でなら、情報漏洩を気にせずAIを試せます。
  • 学習・実験: 自由にAIモデルを触ってみたい、APIを叩いてみたいというエンジニアや学生のニーズ。

こうした背景から、LM Studioというツールが多くの人にとって魅力的に映り、記事へのアクセスに繋がったのだと考えられます。

3. 内部リンクの整備

アクセスが急増したことに気づいてから、慌ててではありますが、連載の他の記事へのリンクを整備しました。

これにより、一つの記事を読んだユーザーが他の記事にも興味を持ち、ブログ内を回遊してくれるようになりました。結果として、ブログ全体のPV数向上にも繋がり、非常に良い効果があったと感じています。

今後のブログ戦略

今回の経験から、今後のブログ運営で意識したいことを3つにまとめました。

1. タイトルは「読者のメリット」を明確に

記事を読むことで読者にどんな良いことがあるのか(メリット)を、タイトルで明確に伝えることが重要だと再認識しました。「〇〇で××を△△に!」のように、具体的な手段と得られる結果を示すフォーマットは、今後も活用していきたいです。

2. 人気トピックの深掘り

今回のように、多くの人が関心を持っているトピックについては、一つの記事で終わらせるのではなく、連載形式で深掘りしていくのが有効だと感じました。入門編から応用編まで、読者のレベルに合わせてコンテンツを拡充していきたいです。

3. 記事の回遊性を高める

連載記事や関連性の高い記事同士は、必ず内部リンクで繋ぐことを徹底します。読者が必要な情報にたどり着きやすくなるだけでなく、SEOの観点からも重要です。

最後に

ということで、今回は意図せず記事がバズった件について、その要因分析と今後の戦略をまとめてみました。

正直、なぜこの記事が?という気持ちが今でも少しありますが(笑)、読者が何を求めているのかを考える良いきっかけになりました。今回の学びを活かして、これからも皆さんの役に立つ記事を書いていきたいと思います!