たねやつの木

Photographs, Keyboards and Programming

NiZ Plum 84を2年ほど使ってみた感想・打鍵音など。

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こんにちは、たねやつです。

以前このブログでも紹介しましたNiZ Plum 84というキーボードですが、購入から約2年経ちますので使用感などを少し振り返ってみたいと思います。というか打鍵音の動画を撮ったので聞いてください(直球)。

(自作)キーボード沼にはまる原点となったともいえるこのPlum 84ですが、なんやかんやでメインPCのキーボードにはこいつがずっと居座るぐらい使い心地がいいと感じています。

2年前の記事

外観・使用感・キーマップ編集の3部となっています。

打鍵音

いきなり打鍵音の動画となってしまいますが、文章を読みながらでも聞いてみてください。最近録音機材を新しくした(TASCAM DR-07mkII)ので録音テストとして撮ってみました。

キーキャップは今月購入したB級品のキーキャップまとめ売り(Grabbag)で手に入れたものです。前回購入したものとは違う所から購入したのでまたこちらも記事にしたいですね👀

特徴のおさらい

NiZの製造販売しているキーボードの特徴をざっくりおさらいしておきます。

特徴 備考
静電容量無接点方式 東プレ REALFORCEやPFU HHKBでも使用されているキースイッチの機構
PBT素材のキーキャップ サラサラした触り心地
Bluetooth接続(3台まで)
キーマップ編集可能 マクロも設定可能
側面刻印 なんかかっこいい
Cherry MX互換軸 いろんなキーキャプを付け替えることができる

プラス他の静電容量無接点方式のキーボードと比べるとちょっとだけ安いというところでしょうか。

Cherry MX互換軸ということで、冒頭の動画のようなキーキャップを純正のものから変更することができます。REALFORCEでも専用のキーキャップを購入したり、Cherry MX互換軸に変換するアダプターのようなものをかませる必要があり、少しコストと手間がかかりますね🤔

私は静電容量無接点方式Cherry MX互換軸というところに惹かれて当初購入した記憶があります。

感想

以下、ブログ執筆やプログラミングでがっつり2年近く使ってみた感想です。

外見・仕上がり

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側面刻印のものを購入したので、上や背面から見たときには無刻印のキーボードに見えなくもないです。無刻印使ってみたいけど自信がないな。。。というキーボード初心者にはぴったりでした!(笑)

キーキャップはPBTという素材でできているため、普通に会社で支給されるようなキーボード(大抵ABSという素材)と比べるっとサラサラした手触りで、指をのせて少し擦るだけでも気持ちがいいです。この手触りは2年近く使い続けていても変わることはありませんでした。(最近キーキャップ変えてしまいましたが。。)

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傾斜をつけるための足の先にもゴム足がついているので、しっかり滑り止めの役割を発揮してくれます。

半年ほど使っていて、なんとなく本体のケースが反ってきました。個体差はあると思いますが、形状にキーボード中央部が自分の方に向かって反ってきています。少しだけガタツキが発生するようになったので軽く捻って調節しています。

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本体裏面にはケーブルを逃がす機構が3方向についていてこれが地味に便利です。環境が変わってもキーボードの周りのものをどかさずに、無理のないケーブルの取り回しができます。純正のケーブルだと若干狭くて押し込むのに苦労します。。

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本当につい最近ですが、キーキャップをスペースバー以外すべてSAプロファイルのキーキャップに変更しました。ちょっと背が高くなり、打鍵音が低くなりましたが見た目がとてもかわいいのでお気に入りです🙃

打鍵感

打鍵時の指にかかる衝撃はノートパソコンやメンブレンのキーボードと比べると圧倒的に少なく、ずっとキーボードを打っていても確かに楽です。緊急対応とかでノートパソコンのキーボードを使うのが苦痛に感じます。。

物理的にダメージが少ないという点よりも、深く押し込めることの満足感・打鍵音の心地よさによってキーボードで打鍵するというこいうそのものが楽しくなり、よりタイピングに没頭できる = 疲れを忘れるという効果のほうが大きいのかな、という個人的な感想です。

他のキースイッチのキーボードいろいろ試してはみたのですが、やはりNiZの音色が一番好きです。Gateronの静音軸(黒や赤)が似ている感じがしますが、もっと低音がドシドシしていて打鍵が本当に心地良いです。ぜひまだ打鍵音を聞いていない方は下の動画からです!!




パンタグラフ構造やバタフライキーボードのような浅い打鍵感が好きな人に勧めてみましたが定着に至らず。メカニカルキーボードやこのNiZのキーボードは多少人を選ぶのかもしれません。量販店で試し打ちをしてみたり、安い中華キーボード(赤or黒軸)をAmazonから購入してみて試してみるといいかもしれません。

キーマップについて

US配列しかNiZでは製造販売されていないので慣れるしかないです。英数/かなの変更についてはWindowsの設定がそのままだとAlt + `で変換することになります。これが結構面倒なのでスペースバーの右横のキーAlt + `を割り当てています。設定に関しては以下の記事を参考にしてみてください。

Plum 84のようにEnterキーよりも外側に1列あるようなキーボードでは矢印きーの横あたりにHomeEndを配置してあげると効率が上がります。そのままだとHomeが遠いのでPageDownの場所に持ってきています。ここにあるとマウスからも親指でアクセスできます。

Limited Edition!

私の持っているNiz Plum 84は2018 JP Limited Editionというもので50台限定のものとなっています!といってもで値段は同じで、スペースバーに2018 JP LIMITED EDITIONと刻印されている・シリアルナンバー入り、ぐらいの違いしかありません。

2019年にも同様の製品が出るのかと思ったのですが残念ながら発売されませんでした。。。NiZの関係者さん、見てたら2020年限定版売ってください。3台は買いますよ😉

最後に

さらっとした感想しかかけていないですが、打鍵感と音に関しては本当にNO1なキーボードだと思っています。私のはなんとなく反っているのと、付属のキーマップを変更するプログラムがなんとなく使いづらいという点が不満点ですが、打鍵には関係ないですね(笑)

REALFORCEの新製品などが最近お披露目されて盛り上がっていますが、より安価に変わった静電容量無接点方式のキーボードとしていかがでしょうか!