たねやつの木

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【DIY修理】XBOXコントローラーのLRボタンが壊れた!AliExpressの部品で復活させる方法

こんにちは、たねやつです。

最近、熱中している「ストリートファイター」のトレーニングモードで技の練習をしていたところ、突然「パキッ」という乾いた音が…。なんと、XBOXコントローラーのLBボタンが陥没してしまいました。どうやら、連日の激しい入力にプラスチック部品が耐えきれなかったようです(笑)

新しいコントローラーを買うのも一つの手ですが、せっかくなのでDIYでの修理に挑戦してみることにしました。調べてみると、AliExpressで格安の交換部品が手に入るとのこと。今回は、この部品を使ってコントローラーを復活させるまでの一部始終をお届けします!

この記事でできること

  • XBOXコントローラーのLRボタンが壊れる原因がわかる
  • コントローラーの分解手順がわかる
  • 必要な工具と交換部品がわかる
  • 自分でLRボタンを交換・修理できるようになる

事前に必要なもの

工具

  • T8 トルクスドライバー (穴あき): コントローラーのネジは中央に突起がある特殊な「T8セキュリティートルクスネジ」なので、普通のドライバーでは開けられません。必ず中央に穴が空いているタイプを用意してください。
  • プラスチック製のヘラ (スパッジャー): コントローラーのガワ(外装)を傷つけずにこじ開けるために使います。マイナスドライバーでも代用できますが、傷がつきやすいので注意が必要です。

これらの工具は、Amazonなどで「Xbox コントローラー 分解 修理 キット」と検索すると、セットで安く手に入ります。

交換部品

  • 交換用LRボタンユニット: これが今回の主役です。AliExpressで「Xbox controller bumper」などと検索すると、数百円程度で見つかります。最近はChoiceに含まれると数日で届くので便利ですね。

手順

1. コントローラーの分解 (装甲剥がし)

まずはコントローラーを分解していきます。ここが一番の難関かもしれません。

  1. バッテリーカバーと電池を外す: これは簡単ですね。
  2. サイドグリップを外す: コントローラーを握る部分のプラスチックカバー(サイドグリップ)を外します。本体との隙間にヘラを差し込み、てこの原理で少しずつ浮かせていきます。ツメでガッチリと固定されているので、少し勇気がいりますが、慎重に力を加えていきましょう。ここが一番苦労しました…。

  3. ネジを外す: サイドグリップを外すと、中に4本のT8トルクスネジが見えます。これをすべて外します。ネジをなくさないように、ケースなどに入れておくと安心です。

2. LRボタンユニットの交換

ガワを開けると、問題のLRボタンユニットにアクセスできます。

  1. 古いユニットの取り外し: LRボタンのユニットは、中央のXboxボタンのガイドパーツと一体になっています。よく観察すると、LB/RBボタンを繋ぐ中央の細いプラスチック部分がポッキリと折れているのが確認できるはずです。これが故障の原因ですね。構造的に負荷が集中しやすいようです。
  2. 新しいユニットの取り付け: AliExpressから届いた新しいユニットを、元の位置にはめ込みます。構造は単純なので、迷うことはないと思います。

破損したXBOXコントローラーのLRボタン

3. 組み立てと動作確認

あとは、分解と逆の手順で組み立てていくだけです。

  1. ガワを閉じる: 表と裏のカバーを元通りに組み合わせます。
  2. ネジを締める: 5本のトルクスネジを締めます。
  3. サイドグリップを取り付ける: パチッという音がするまで、しっかりと押し込みます。
  4. 最終確認: 電池を入れて、LRボタンがカチカチと正常にクリックできるか、PCやXboxに接続して動作するかを確認します。

無事に反応すれば、修理完了です!お疲れ様でした!

最後に

今回は、AliExpressの格安部品を使ったXBOXコントローラーのDIY修理に挑戦しました。一番の難関だったガワ剥がしさえクリアできれば、作業自体は非常に簡単でした。数百円でコントローラーが復活したので、満足度はかなり高いです!( ´∀`)

同じようにLRボタンが壊れてしまった方は、この記事を参考に、ぜひご自身での修理に挑戦してみてはいかがでしょうか。愛着も湧く(はずです)し、何より安上がりですからね!

これでまた心置きなく格ゲーに打ち込めます!