たねやつの木

Photographs, Keyboards and Programming

VORON 2.4 R2 ビルドログ (7 - XYガントリー外枠組立)

こんにちは。たねやつです。

今回の記事では、XYガントリー部分の組み立てを進めていきます。

前の記事

前回の記事ではNevermoreとヒートベッド部分を組付けました。

A/Bドライブとアイドラー組立

この部分を作成していきます。といってもそこまで難しいことはなく手順書通り組み込んでいくだけです。アイドラー部分は組立後以下の図と同じようになっていることを確認してください(特にベアリングの合わせ面等)

モーターをくっつける部分はベアリングの部分が部品点数が多くワッシャーやベアリングの数を間違えないようにしてください👀。ベルトを通した時に上手くベルトが乗らない。。。となるとここまで分解するのはかなりツライですので...

部品のところどころにあるVORONのロゴがカッコイイ。

モーターを組み付けるときはプーリーのイモネジを以前と同じように最初の段階ではネジロック剤を塗らず、仮組立してプーリーとベアリングが正常に並んでいることを確認してからネジロック剤を塗るようにしましょう。この部品はモーターの向きもチェックするようにしてください。向きを間違えるとモーターの配線に過度な負荷がかかって断線などの原因となる可能性があります。

Aドライブの作成が完了したらBドライブも作っていきます。ベアリングなどの部品数や組付け方は基本的に一緒ですが3Dプリント部品が若干異なった形をしています。

コの字フレームの組立

同様に部品をくみ上げながらこのガントリー部分を作成していきます。先ほど作成したのはA/Bドライブとアイドラー部分となります。

まずはABドライブとアルミフレームをくっつけます。使用するアルミフレームは残りの中の一番小さいものとなります。Tナットの向きに注意してください。逆向きにつけたりペアのネジ穴を逆向きにすると組み付けが難しくなるので図の通りにしてください。

Y軸の組立

Y軸のリニアレールを組立てます。ツールヘッドを前後に動かす部分で2本作製します。

Z軸を作成した時と同じようにリニアレールを取り付けていきます。フレーム上の両端のTナットはネジ穴が外を向くようにセットしてください。フレーム末端とレールの末端の間は25mmあけて後からつける部品分とっておきます。

アイドラー用の部品をフレームの端に取り付けます。無機的にはギザギザ部分のボルト穴が両方とも同じ穴径を上向きにして取り付けます。

取り付け時にはアイドラー部品とアルミフレームの端面が揃うようにします。

この段階でリニアレールのブロック脱落防止のためにブロックとフレームをマスキングテープなどでぐるぐる巻きにしておきましょう!

1方完成したら同じ手順でもう片方も作成します。

ドライブ部品とアイドラー部品を合体させる

最後に作成したアルミフレーム部品3つを組み合わせてコの字状に仕上げます。

ドライブ部品とアイドラー側のフレーム端面を揃えます。これでコの字フレームは完成です!かなり部品が大きくなり邪魔になりますが歪んだりしないように置き方には注意してください。

最後に

一旦ここでこの記事は終了しておきます。次回はX軸のレールを作成してガントリーを完成させます👀

次の記事